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【募集〆切まであと1週間!】2024年度開講授業・社会人受講生募集のご案内

東京藝術大学キュレーション教育研究センターでは、本学学生対象の授業に社会人(一般の方はどなたでも)が参加できる「社会共創科目(公開授業)」を開講しています。2024年度は全6科目を開講予定で、現在社会人受講生を募集中です。4/14(日)18:00の募集〆切まで残り1週間となりましたので、改めてご案内申し上げます。
2024年度ラインナップはこちら:https://ccs.geidai.ac.jp/2024/03/26/2024lineup/

特に注目の授業は「パフォーミングアーツ・キュレーション概論」です。本授業では、近年さかんにみられる、演劇、ダンス、コンサート、演奏会、といった従来のジャンルではとても括れないような表現を取り扱います。講師3名(相馬千秋、長島確、箕口一美)による全5回のチームティーチングで、劇場、コンサートホールやフェスティバルなどにおける共同創作の場におけるチームメンバーの選び方から、チームビルディングの工夫、そのマネジメント方法まで、具体的な事例の紹介を通じて、実演芸術の「コトの起こし方」を学びます。
演出にARやVR、ゲーム等の新出メディアを取り込んだり、国際交流を試みたり、多領域のさまざまな専門家(人)の協働の場となる「パフォーミングアーツ(実演芸術、舞台芸術、時間芸術)」。その「キュレーション」は21世紀に入ってから盛んに議論され始めた発展途上の考え方です。受講生とともに、この新しい見方を自分の言葉や表現で語れるようにする、初めの一歩をふみだします。ビジネスパーソン(社会人受講生)のみなさんには、事業企画や運営、人事といった場面で普段のお仕事ともリンクするエピソードがあるかもしれません。

プロフェッショナルの学芸員やアートマネージャー、アーティスト、美術・人文系学生、クリエイティブ職や企画職に就いているビジネスパーソンだけでなく、普段から文化芸術に携わるお仕事をされていない方々とも、多様な「キュレーション」の手法を通じて、リスキリング・リカレント・キャリアシフトに繋がるような知恵を育むことができたらと考えていますので、是非ともご受講をご検討ください。

各授業の詳細・お申し込み:https://ccs.geidai.ac.jp/

▼2024年度より一般の方も受講可能!「パフォーミングアーツ・キュレーション概論」
定員:(対面参加)50名/(オンデマンド視聴)50名 ※いずれも先着順
受講料:有料
受講生募集期間:4/1(月)正午〜4/14(日)18:00
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2024-002/
担当教員(国際芸術創造研究科教授・箕口一美)より:本授業は、3人の講師によるチームティーチング方式で行います。主に演劇・音楽などのパフォーミングアーツの制作過程を紹介・分析しながら、その制作過程と舞台の裏側で「起こっている」ことを学び、それについてディスカッションします。「パフォーミングアーツ(実演芸術、舞台芸術)をキュレーションする」というのは、今世紀に入ってから盛んに議論され始めた発展途上の考え方です。この新しい見方や考え方をについて、あらゆる上演=パフォーマンスに携わる社会人、学生、これからコトを起こしたいと考えている方々と講師陣とで、ともに思考し、自分の言葉や表現で語れるようにする、その初めの一歩をふみだしたいと考えています。ご受講お待ちしています。

▼2024年度新規開設「芸術環境創造論」
定員:(対面参加)50名/(オンデマンド視聴)50名 ※いずれも先着順
受講料:有料
受講生募集期間:4/1(月)正午〜4/14(日)18:00
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2024-003/
担当教員( キュレーション教育研究センター 副センター長・熊倉純子)より:社会と芸術のつなぎ手がいろんな現場で必要とされています。アートの現場をどのように立ち上げ、運営し、持続させていくのかについて、多彩な研究者や実践者を招いて、豊富な実践事例から学びます。地方自治体や企業のなかで孤軍奮闘しながら文化芸術事業に携わっているみなさんにぜひ受講していただきたいです。

▼2024年度より一般の方も受講可能!「演習:アートプロジェクト 1DAYパフォーマンス表現街」
定員:10名(応募者多数の場合は選考します)
受講料:無料
受講生募集期間:4/1(月)正午〜4/14(日)18:00
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2024-004/
担当教員(吉田武司・長尾聡子)より:足立区千住で、市民とアーティストが一緒に活動し、まちに新たな縁を生み出すアートプロジェクトに触れてみませんか? 古くは宿場町として栄え、新旧入り混じる千住。このまちにキャンパスを構える藝大が、足立区シティプロモーション課等と運営のタッグを組み14年目を迎える市民参加型アートプロジェクトのマネジメント現場を体験できる授業です。まちづくりとアートのかかわりに関心のあるみなさまに受講いただけると嬉しいです。

▼「展覧会設計演習」
定員:10名(応募者多数の場合は選考します)
受講料:有料
受講生募集期間:4/5(金)〜5/7(火)
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2024-005/
担当教員(キュレーション教育研究センター 特任准教授・難波祐子)より:社会とアートを結びつけるキュレーションについて、実際の展覧会企画制作・運営を通して藝大生と実践的に学んでみませんか?大学のキャンパスを飛び出して、藝大生と社会人受講生が互いに協力し合いながら、街なかで、小規模ながら実際に実験的な現代美術の展覧会を一緒に作ってみましょう。本講座は、これまで展覧会企画を経験したことがない方でもご参加できます。ただし基本的には展覧会の実施時を含めて全回参加できる方を歓迎します。

▼「演習:アートプロジェクト 音楽×身体表現×福祉」
定員:10名(応募者多数の場合は選考します)
受講料:無料
受講生募集期間:4/5(金)〜5/7(火)
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2024-006/
担当教員(コーディネーター・酒井雅代)より:近年、パフォーミングアーツにおける非言語コミュニケーションの側面に注目が集まり、芸術のみならず教育や福祉など幅広い分野でその活用が模索・実践されています。本演習では、クラシック音楽と身体表現を融合させた体験型プログラム「ムジタンツ」の活動を中心に、福祉分野と連携して行うアートプログラムの実例について学びながら、音楽や身体表現を用いたプログラムをどのように地域に実装することができるか思考します。地域コミュニティや地域福祉と芸術文化を繋ぐことに関心のある方々のご受講をお待ちしています。

▼「現代美術キュレーション概論」
定員:150名 ※先着順
受講料:有料
受講生募集期間:2024年夏ごろ公開予定
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2024-001/

【お問い合わせ】
東京藝術大学 キュレーション教育研究センター
https://ccs.geidai.ac.jp/contact/

東京藝術大学キュレーション教育研究センターは、歴史的、伝統的なキュレーションの概念や役割とともに、現代社会の課題を反映して多様化する「キュレーション」に取り組む教育と研究の場です。対話と協働を通して芸術と社会のさまざまな関係性を紡ぎ上げるキュレーションをはじめ、美術のみならず、音楽やパフォーミング・アーツ、私たちのあるべき未来の姿をキュレーションするなど、領域横断的に人材の育成と研究に取り組みます。

※「展覧会設計演習」「音楽×身体表現×福祉」の申込・お問い合わせは「有楽町藝大キャンパス」事務局までお願いいたします。(MAIL:info@yurakucho-geidai-campus.jp/HP:https://yurakucho-geidai-campus.jp

2024/04/08|

【本日4/5(金)スタート】「展覧会設計演習」「演習:アートプロジェクト 音楽×身体表現×福祉」社会人受講生募集

2024年度開講の「社会共創科目(公開授業)」、「展覧会設計演習」「演習:アートプロジェクト 音楽×身体表現×福祉」の社会人受講生募集が本日スタートいたしました。藝大生対象の正規授業に、一般の方ならどなたでも参加できるこの機会、みなさまから多くのお申し込みをお待ちしています。

なお、この2科目は、本年度より新たに「有楽町藝大キャンパス」のプログラムの一環として開講いたします。受講にあたっての注意事項をよくお読みになってから、以下のリンクよりお申し込みください。

各授業の詳細・お申し込み:https://yurakucho-geidai-campus.jp/

4/14(日)18:00〆切|上記2科目以外のキュレーション教育研究センター開設「社会共創科目(公開授業)」詳細はこちら:https://ccs.geidai.ac.jp/2024/03/26/2024lineup/

 

「展覧会設計演習」
定員:10名(応募者多数の場合は選考します)
受講料:有料
受講生募集期間:4/5(金)〜5/7(火)
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2024-005/
担当教員(キュレーション教育研究センター 特任准教授・難波祐子)より:社会とアートを結びつけるキュレーションについて、実際の展覧会企画制作・運営を通して藝大生と実践的に学んでみませんか?大学のキャンパスを飛び出して、藝大生と社会人受講生が互いに協力し合いながら、街なかで、小規模ながら実際に実験的な現代美術の展覧会を一緒に作ってみましょう。本講座は、これまで展覧会企画を経験したことがない方でもご参加できます。ただし基本的には展覧会の実施時を含めて全回参加できる方を歓迎します。

「演習:アートプロジェクト 音楽×身体表現×福祉」
定員:10名(応募者多数の場合は選考します)
受講料:無料
受講生募集期間:4/5(金)〜5/7(火)
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2024-006/
担当教員(コーディネーター・酒井雅代)より:近年、パフォーミングアーツにおける非言語コミュニケーションの側面に注目が集まり、芸術のみならず教育や福祉など幅広い分野でその活用が模索・実践されています。本演習では、クラシック音楽と身体表現を融合させた体験型プログラム「ムジタンツ」の活動を中心に、福祉分野と連携して行うアートプログラムの実例について学びながら、音楽や身体表現を用いたプログラムをどのように地域に実装することができるか思考します。地域コミュニティや地域福祉と芸術文化を繋ぐことに関心のある方々のご受講をお待ちしています。

【お問い合わせ】
「展覧会設計演習」「音楽×身体表現×福祉」の申込・お問い合わせは「有楽町藝大キャンパス」事務局までお願いいたします。
MAIL:info@yurakucho-geidai-campus.jp
HP:https://yurakucho-geidai-campus.jp/

 

2024/04/05|

【4/1(月)正午スタート】2024年度開講授業ラインナップ発表+社会人受講生募集

2024年度に開講する「社会共創科目(公開授業)」のラインナップを公開いたしました。
新たに当センター開講の全科目を一般の方が受講可能に大きくリニューアル。新規開設科目は「芸術環境創造論」。藝大生のみ対象だった2科目「パフォーミングアーツ・キュレーション概論」「演習:アートプロジェクト 1DAYパフォーマンス表現街」も一般募集を開始いたします。
※「社会共創科目(公開授業)」は2023年度に開始した本学初の試みで、本学学生対象の授業に社会人(一般の方はどなたでも)が参加できるという枠組みです。

なお、前期開講科目、通年開講科目は4月1日(月)正午より受講生募集がスタートします。これまでにご参加いただいた社会人受講生は、プロフェッショナルの学芸員やアートマネージャー、アーティスト、美術・人文系学生、クリエイティブ職や企画職に就いているビジネスパーソンだけでなく、医療・福祉系従事者や、主婦・主夫の方、IT系スタートアップの方、自治体職員の方等、普段から文化芸術に携わるお仕事をされていない方々にも数多くお集まりいただきました。

美術、音楽、パフォーミングアーツ等、アートフィールドの第一線で活躍する学内外の講師陣を迎えて、プロデュースからマネジメント、ファンダムのマーケティングに至るまで、さまざまな「キュレーション」の手法を学べる授業を構成しますので、ぜひこの機会をご利用いただきたく、ご案内申し上げます。
受講にあたっての注意事項をよくお読みになってから、以下のリンクよりお申し込みください。
各授業の詳細・お申し込み:https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/

 

▼2024年度新規開設「芸術環境創造論」
定員:(対面参加)50名/(オンデマンド視聴)50名 ※いずれも先着順
受講料:有料
受講生募集期間:4/1(月)正午〜4/14(日)18:00
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2024-003/
担当教員( キュレーション教育研究センター 副センター長・熊倉純子)より:社会と芸術のつなぎ手がいろんな現場で必要とされています。アートの現場をどのように立ち上げ、運営し、持続させていくのかについて、多彩な研究者や実践者を招いて、豊富な実践事例から学びます。地方自治体や企業のなかで孤軍奮闘しながら文化芸術事業に携わっているみなさんにぜひ受講していただきたいです。

2024年度より一般の方も受講可能!「パフォーミングアーツ・キュレーション概論」
定員:(対面参加)50名/(オンデマンド視聴)50名 ※いずれも先着順
受講料:有料
受講生募集期間:4/1(月)正午〜4/14(日)18:00
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2024-002/
担当教員(国際芸術創造研究科教授・箕口一美)より:本授業は、3人の講師によるチームティーチング方式で行います。主に演劇・音楽などのパフォーミングアーツの制作過程を紹介・分析しながら、その制作過程と舞台の裏側で「起こっている」ことを学び、それについてディスカッションします。「パフォーミングアーツ(実演芸術、舞台芸術)をキュレーションする」というのは、今世紀に入ってから盛んに議論され始めた発展途上の考え方です。この新しい見方や考え方をについて、あらゆる上演=パフォーマンスに携わる社会人、学生、これからコトを起こしたいと考えている方々と講師陣とで、ともに思考し、自分の言葉や表現で語れるようにする、その初めの一歩をふみだしたいと考えています。ご受講お待ちしています。

2024年度より一般の方も受講可能!「演習:アートプロジェクト 1DAYパフォーマンス表現街」
定員:10名(応募者多数の場合は選考します)
受講料:無料
受講生募集期間:4/1(月)正午〜4/14(日)18:00
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2024-004/
担当教員(吉田武司・長尾聡子)より:足立区千住で、市民とアーティストが一緒に活動し、まちに新たな縁を生み出すアートプロジェクトに触れてみませんか? 古くは宿場町として栄え、新旧入り混じる千住。このまちにキャンパスを構える藝大が、足立区シティプロモーション課等と運営のタッグを組み14年目を迎える市民参加型アートプロジェクトのマネジメント現場を体験できる授業です。まちづくりとアートのかかわりに関心のあるみなさまに受講いただけると嬉しいです。

「展覧会設計演習」
定員:10名(応募者多数の場合は選考します)
受講料:有料
受講生募集期間:4/5(金)〜5/7(火)
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2024-005/
担当教員(キュレーション教育研究センター 特任准教授・難波祐子)より:社会とアートを結びつけるキュレーションについて、実際の展覧会企画制作・運営を通して藝大生と実践的に学んでみませんか?大学のキャンパスを飛び出して、藝大生と社会人受講生が互いに協力し合いながら、街なかで、小規模ながら実際に実験的な現代美術の展覧会を一緒に作ってみましょう。本講座は、これまで展覧会企画を経験したことがない方でもご参加できます。ただし基本的には展覧会の実施時を含めて全回参加できる方を歓迎します。

「演習:アートプロジェクト 音楽×身体表現×福祉」
定員:10名(応募者多数の場合は選考します)
受講料:無料
受講生募集期間:4/5(金)〜5/7(火)
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2024-006/
担当教員(コーディネーター・酒井雅代)より:近年、パフォーミングアーツにおける非言語コミュニケーションの側面に注目が集まり、芸術のみならず教育や福祉など幅広い分野でその活用が模索・実践されています。本演習では、クラシック音楽と身体表現を融合させた体験型プログラム「ムジタンツ」の活動を中心に、福祉分野と連携して行うアートプログラムの実例について学びながら、音楽や身体表現を用いたプログラムをどのように地域に実装することができるか思考します。地域コミュニティや地域福祉と芸術文化を繋ぐことに関心のある方々のご受講をお待ちしています。

▼「現代美術キュレーション概論」
定員:150名 ※先着順
受講料:有料
受講生募集期間:2024年夏ごろ公開予定
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2024-001/

【お問い合わせ】
東京藝術大学 キュレーション教育研究センター
https://ccs.geidai.ac.jp/contact/
※「展覧会設計演習」「音楽×身体表現×福祉」の申込・お問い合わせは「有楽町藝大キャンパス」事務局までお願いいたします。(MAIL:info@yurakucho-geidai-campus.jp/HP:https://yurakucho-geidai-campus.jp/、ホームページは4月以降オープン予定)

 

【4/15追記】
昨日(4/14)が募集〆切だった2024年度「社会共創科目(公開授業)」ですが、「パフォーミングアーツ・キュレーション概論(対面参加・オンデマンド)」「芸術環境創造論(オンデマンド)」で若干名の追加募集を実施する運びとなりましたのでご案内申し上げます。
詳細はこちら: https://ccs.geidai.ac.jp/2024/04/15/additionalcall/
なお、「芸術環境創造論(対面参加)」と「演習:アートプロジェクト 1DAYパフォーマンス表現街」は定員に達しましたため、募集終了いたしました。多数のお申し込みをありがとうございました。

2024/03/26|

【3/10(日)開催】さいたま文化発信プロジェクト アーツカウンシルさいたま×東京藝術大学キュレーション教育研究センター 「空想するさいたま」 最終プラン発表会/選考会のご案内

この度、アーツカウンシルさいたまと東京藝術大学キュレーション教育研究センターは共同でデジタル作品プラン/キュレーションプランの公募プログラム「空想するさいたま」最終プラン発表会/選考会を開催する運びとなりました。
本事業は、アーツカウンシルさいたまの事業のひとつである「さいたま文化発信プロジェクト」として、さいたま市の持つ「盆栽・漫画・人形・鉄道」という4つの地域資源を広く若手のクリエイターやキュレーターとともに考えていくために東京藝術大学と連携して実施してまいりました。
3月10日(日)の最終プラン発表会/選考会では、参加者から集まったデジタルコンテンツの作品プランあるいはキュレーションプランが一堂に会し、審査員による各部門賞が決定します。みなさま万障お繰り合わせの上、ぜひ観覧にいらしてください。

■開催概要

さいたま文化発信プロジェクト
アーツカウンシルさいたま×東京藝術大学キュレーション教育研究センター
「空想するさいたま」最終プラン発表会/選考会

日程:2024年3月10日(日) 14:00〜17:00、開場13:30
会場:東京藝術大学 千住キャンパス 第7ホール
定員:50名(先着順、事前予約制)
選考委員:小沢剛、岡本美津子、谷口暁彦、玉置泰紀(株式会社角川アスキー総合研究所・戦略推進室)、森隆一郎、三浦匡史
選考方法:選考委員が事前提出された作品プラン/キュレーションプランの中から各自3本ずつ推薦し、発表者によるプレゼンテーションを実施した上で、当日に審査を行い、【A】デジタルコンテンツ制作プラン/【B】デジタルコンテンツキュレーション(展示・発表)プランの各部門から1位と2位を決定します。なお、各部門において1位:20万円、2位:10万円を奨励金として支給します。

事前予約フォーム:https://forms.gle/g799rXh8vGBfy2tU8

主催:アーツカウンシルさいたま(公益財団法人さいたま市文化振興事業団)、東京藝術大学キュレーション教育研究センター
リサーチツアー協力(見学順):鉄道博物館、さいたま市立漫画会館、さいたま市大宮盆栽美術館、さいたま市岩槻人形博物館、有限会社靖月人形、株式会社鈴木人形

■本事業のスケジュール
□第1回
日程:2023年12月2日(土)15:00~18:00
会場:東京藝術大学上野キャンパス 国際交流棟 GA講義室

第1部・ガイダンス「企画趣旨説明と期待する作品や企画について」
オーガナイザー:森隆一郎(アーツカウンシルさいたま プログラムディレクター)、熊倉純子(東京藝術大学国際芸術創造研究科教授、キュレーション教育研究センター副センター長)
第2部・レクチャー
講師: 小沢剛(東京藝術大学美術学部先端芸術表現科教授、アーツカウンシルさいたまアドバイザリーボード委員)
ゲスト講師:谷口暁彦(多摩美術大学美術学部情報デザイン学科准教授)

□第2回・第3回 レクチャー&施設・街を巡り学芸員と対話するリサーチツアー1・2
日程:2024年1月13日(土)10:00〜17:00、20日(土)13:00〜17:00
レクチャー「生活都市さいたまについて」
講師:三浦匡史(アーツカウンシルさいたま プログラムオフィサー)
見学先:鉄道博物館、さいたま市立漫画会館、さいたま市大宮盆栽美術館、さいたま市岩槻人形博物館、
有限会社靖月人形、株式会社鈴木人形ほか

□第4回・第5回 講評会(作品の講評は各日15名ずつ)
日程:2024年2月17日(土)、18日(日) 各日14:00〜17:00
会場:東京藝術大学千住キャンパス
講師:小沢剛、岡本美津子(東京藝術大学副学長(デジタル推進)、同大学院映像研究科教授)、難波祐子(東京藝術大学キュレーション教育研究センター特任准教授)、森隆一郎、三浦匡史

□任意参加のプログラム
日程:2024年2月23日(金)
会場: RaiBoC Hall(市民会館おおみや) 5階(予定)
3月10日(日)のプラン発表会・選考会を前に、「さいたま国際芸術祭サポーターミーティング」に参加して、さいたま市民の前でプランのプレゼンテーションを行うプログラムです。貴重な市民との意見交換から、提出する作品プラン/キュレーションプランのブラッシュアップに繋げることを目的に実施します。

■作品プラン/キュレーションプランの提出について
提出〆切:2024年3月1日(金)
応募条件:全6回のレクチャーと講評会、発表会・選考会に参加すること。
募集する作品プラン/キュレーションプラン:さいたま市の地域資源である「盆栽・漫画・人形・鉄道」をテーマに設定した上で、バーチャル空間上で展開する企画。提出の際には、【A】デジタルコンテンツ制作プラン/【B】デジタルコンテンツキュレーション(展示・発表)プランの2部門のいずれかを選択します。奨励金:3月10日(日)実施のプラン選考会では【A】・【B】から2プランずつ採択企画を選定し、各部門1位:20万円、2位:10万円を奨励金として支給します。

■プラン発表会・選考会(一般公開)
日程:2024年3月10日(日) 14:00〜17:00
会場:東京藝術大学 千住キャンパス
選考委員:小沢剛、岡本美津子、谷口暁彦、玉置泰紀(株式会社角川アスキー総合研究所・戦略推進室)、森隆一郎、三浦匡史
選考方法:選考委員が事前提出された作品プラン/キュレーションプランの中から各自3本ずつ推薦し、発表者によるプレゼンテーションを実施した上で、当日に審査を行い、各部門から1位と2位を決定します。

■講師・選考委員プロフィール(五十音順)

岡本美津子(プロデューサー/東京藝術大学副学長(デジタル推進)、同大学院映像研究科教授)

プロデューサー/東京藝術大学副学長(デジタル推進)、同大学院映像研究科教授。
数々の番組や映像、イベント等のプロデュースを行う。
NHKEテレで放送中の「2355」「0655」(2010-月〜金放送)、「自由研究55」チーフプロデューサー。Eテレ「テクネ~映像の教室」(2011-)プロデューサー。「毎日映画コンクール」アニメーション部門審査員(2019,2020,2023)、「文化庁メディア芸術祭」海外展(アニメーション分野)総合ディレクター(2018年-2022年)。令和4年度「芸術選奨」選考審査員。

小沢剛(東京藝術大学美術学部先端芸術表現科教授、アーツカウンシルさいたまアドバイザリーボード委員)

1965年東京生まれ。東京藝術大学修了。代表作品に、地蔵建立、なすび画廊、相談芸術、醤油画資料館、ベジタブル・ウェポン、近年は「帰って来た」シリーズなどがある。西京人やヤギの目など新しい形態のコレクティブにも積極的だ。制作内容やスタイルは多岐にわたる。
主な個展に2004年「同時に答えろYesとNo!」(森美術館)、18年に個展「不完全―パラレルな美術史」(千葉市美術館)など。19年に芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

熊倉純子(東京藝術大学国際芸術創造研究科教授、キュレーション教育研究センター副センター長)

パリ第十大学卒、慶應義塾大学大学院修了(美学・美術史)。(社)企業メセナ協議会を経て、東京藝術大学教授。アートマネジメントの専門人材を育成し、「取手アートプロジェクト」(茨城県)、「アートアクセスあだち―音まち千住の縁」(東京都)など、地域型アートプロジェクトに学生たちと携わりながら、アートと市民社会の関係を模索し、文化政策を提案する。東京都芸術文化評議会文化都市政策部会委員、文化庁文化審議会文化政策部会委員などを歴任。監修書に『アートプロジェクト─芸術と共創する社会』『アートプロジェクトのピアレビュー—対話と支え合いの評価手法』『アートプロジェクトがつむぐ縁のはなし—絵物語・声・評価でひもとく 大巻伸嗣「Memorial Rebirth 千住」の11年』、共編書に『社会とアートのえんむすび1996-2000──つなぎ手たちの実践』、共著に『「地元」の文化力―地域の未来のつくりかた』など。

谷口暁彦(多摩美術大学美術学部情報デザイン学科准教授)

ゲームアート、ネットアート、映像、彫刻など、さまざまな形態で作品を発表している。主な展覧会に「超・いま・ここ」(CALM & PUNK GALLERY、東京、2017年)など。企画展「イン・ア・ゲームスケープ:ヴィデオ・ゲームの風景、リアリティ、物語、自我」(NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]、東京、2018–19年)にて共同キュレ―ターを務める。

玉置泰紀(株式会社角川アスキー総合研究所・戦略推進室)

株式会社角川アスキー総合研究所・戦略推進室。エリアLOVEウォーカー総編集長。国際大学GLOCOM客員研究員。一般社団法人メタ観光推進機構理事。京都市埋蔵文化財研究所理事。大阪府日本万国博覧会記念公園運営審議会会長代行。産経新聞〜福武書店〜角川4誌編集長後、現在に至る。

Photo: Kenichi Aikawa

難波祐子(東京藝術大学キュレーション教育研究センター特任准教授)

東京都現代美術館学芸員、国際交流基金文化事業部企画役(美術担当)を経て、国内外で現代美術の展覧会企画に関わる。 企画した主な展覧会に「こどものにわ」(東京都現代美術館、2010年)、「坂本龍一:观音听时 | Ryuichi Sakamoto: seeing sound, hearing time」(M WOODS HUTONG | 木木艺术社区、北京、2021年)、「大巻伸嗣 – 地平線のゆくえ」(弘前れんが倉庫美術館、青森、2023年)、「坂本龍一 | SOUND AND TIME」(MWOODS Museum | 木木美術館、成都、中国、2023年)など。札幌国際芸術祭2014プロジェクト・マネージャー(学芸担当)、ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014キュレーター。著書に『現代美術キュレーターという仕事』、『現代美術キュレーター・ハンドブック』(ともに青弓社)など。

三浦匡史(アーツカウンシルさいたまプログラムオフィサー)

NPO法人都市づくりNPOさいたま 理事・事務局長、および個人事務所 地域生活デザイン代表。

市民参加を促進するためのワークショップの開催、シンポジウムの企画・運営、さまざまな市民団体

や個人とのネットワークを形成するためのつなぎ役として活躍し、市民と行政を仲立ちするまちづくりNPOの活動を行なっている。さいたまトリエンナーレ2016ではプロジェクトディレクターを、さいたま国際芸術祭2020ではキュレーターを務めた。

森隆一郎(アーツカウンシルさいたま プログラムディレクター)

これまで東京都江東区や福島県いわき市で文化施設の新たなあり方を実践、アーツカウンシル東京でPRディレクターを務め、2018年に独立。現在は、アートと社会の間に新しい関係性を育むことを目指す「合同会社渚と」代表社員。ほかに東京藝術大学のプロジェクトや銀座ヴィジョン会議、文化コモンズ研究所などで多様な活動を進める。2022年10月よりアーツカウンシルさいたまプログラムディレクター。共著に「文化からの復興 市民と震災といわきアリオスと」水曜社

■アーツカウンシルさいたまについて

アーツカウンシルさいたまとは、市民が暮らしの中で文化芸術と触れ合う機会を増やし、市民生活の多様な場面で創造活動が行われる環境を整備するとともに、文化芸術を通じて将来のさいたま市の姿を考えることを目的に創設された支援組織です。
https://saitama-culture.jp/aboutus/

2024/02/10|
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