藝大生向け・一般の方向け

展覧会設計演習

※本授業は「有楽町藝大キャンパス」の一環として実施します。
※本授業の申込・お問い合わせは「有楽町藝大キャンパス」事務局までお願いいたします。

開講日時
6/1(土), 6/15(土), 6/29(土), 7/6(土), 7/13(土),
9/14(土), 9/21(土), 9/28(土),
10/5(土), 10/12(土), 10/18(金), 10/19(土),10/23(水), 10/27(日), 11/9(土)
※6月〜9月、11月は10:00〜13:00で開講します
※10月は1週間程度の展覧会を実施する予定のため、授業曜日と時間が変則となります

開講場所
有楽町 YAU STUDIO

現代美術の展覧会の制作について、都内で一般の観客を対象に小規模な展覧会・アートプロジェクトを実施することを念頭に企画から制作、運営までのプロセスを実践的に学びます。都市空間に介入しながら、通常の美術館での展覧会とは異なる手法で、アートと実社会を結びつけるキュレーションについて藝大生と共に主体的に思考・実験していく機会とします。
授業では展覧会見学や街歩き、アーティストとの対話などを交えながら、展覧会の企画制作に関する必要な知識を学び、実際に街(都市空間)で実現したい展覧会を企画立案し、学生と社会人受講生のチームが主体となって展覧会を運営・開催します。
本授業は 6月から11月にかけて15回の演習授業を基本とし、10月中旬〜下旬に1週間程度の展覧会開催を予定しています。

開講場所について|

本授業は、「有楽町アートアーバニズムYAU」のスタジオを会場として行います。
YAUは、アーティストの活動を街に呼び込み、ワーカーとの交流を誘発する実証プログラムとして生まれました。就業者人数約28万人という日本有数のビジネス街である大手町・丸の内・有楽町にあるスタジオには、映像・写真といったメディアアートからパフォーミングアーツまで幅広いアーティストやその活動を支えるアートマネージャーが集っています。学生とビジネスパーソンが共に参加することで、社会との共創的なコミュニティを育むことを目指し、社会での活躍に結び付くような人材育成を目指します。
https://arturbanism.jp/

一般の方 | 受講方法

定員 | 10名(応募者多数の場合は選考します)
受講方法 | 全15回の対面授業を、¥100,000(税込)で受講できます。
受講生募集期間|4/5(金)〜5/7(火)

お申し込み・詳細|「有楽町藝大キャンパス」事務局 https://yurakucho-geidai-campus.jp/

藝大生の方 | 受講方法

本授業の履修については、履修できる人数に限りがあるため、希望者本人が自分で直接履修登録をすることができません。履修を希望されている方は、授業シラバスを参照の上、選考のお申込みをお願いいたします。選考結果は、履修者の学籍番号をGoogle Classroom上で発表いたします。なお、卒業要件単位に含むかどうかは、ご自身の所属する各科のカリキュラムに準じます。

撮影:石崎りり子

担当教員

難波祐子 (キュレーション教育研究センター 特任准教授)

東京都現代美術館学芸員、国際交流基金文化事業部企画役(美術担当)を経て、国内外で現代美術の展覧会企画に関わる。 企画した主な展覧会に「こどものにわ」(東京都現代美術館、2010年)、「呼吸する環礁(アトール)―モルディブ-日本現代美術展」(モルディブ国立美術館、マレ、2012年)、「大巻伸嗣 – 地平線のゆくえ」(弘前れんが倉庫美術館、青森、2023年)など。また坂本龍一の大規模インスタレーション作品を包括的に紹介する展覧会(2021年:M WOODS/北京、23年:M WOODS/成都、24年:東京都現代美術館)のキュレーターを務める。札幌国際芸術祭2014プロジェクト・マネージャー(学芸担当)、ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014キュレーター。著書に『現代美術キュレーターという仕事』、『現代美術キュレーター・ハンドブック』『現代美術キュレーター10のギモン』(すべて青弓社)など。

Photo: Kenichi Aikawa

お問い合わせ

「有楽町藝大キャンパス」事務局
info@yurakucho-geidai-campus.jp
https://yurakucho-geidai-campus.jp/