昨日(4/14)が募集〆切だった2024年度「社会共創科目(公開授業)」ですが、「パフォーミングアーツ・キュレーション概論(対面参加・オンデマンド)」「芸術環境創造論(オンデマンド)」で若干名の追加募集を実施する運びとなりましたのでご案内申し上げます。
※「社会共創科目(公開授業)」は本学学生対象の授業に社会人(一般の方はどなたでも)が参加できる科目で、2023年度に開始した新しい枠組みです。

いずれの科目も、現在アートフィールドの第一線で活躍中の講師陣によるオムニバス授業で、全国どこからでも(海外からも!)東京藝大の授業を受講できるよう、オンデマンド配信でのご用意もございます。また、今年度も普段から文化芸術に携わるお仕事をされていない受講生にも数多くお集まりいただきました。多様なバックグラウンドをお持ちのみなさまにぜひご受講をご検討いただければ幸いです。

受講にあたっての注意事項をよくお読みになってから、以下のリンクよりお申し込みください。
各授業の詳細・お申し込み:https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/
※なお、「芸術環境創造論(対面参加)」と「演習:アートプロジェクト 1DAYパフォーマンス表現街」は定員に達しましたため、募集終了いたしました。多数のお申し込みをありがとうございました。

 

2024年度より一般の方も受講可能!「パフォーミングアーツ・キュレーション概論」
追加募集定員:(対面参加)若干名/(オンデマンド視聴)若干名 ※いずれも先着順
受講料:有料
受講生追加募集期間:4/15(月)14:00〜4/18(木)18:00
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2024-002/

授業内容:本授業では、近年さかんにみられる、演劇、ダンス、コンサート、演奏会、といった従来のジャンルではとても括れないような表現を取り扱います。講師3名(相馬千秋、長島確、箕口一美)による全5回のチームティーチングで、劇場、コンサートホールやフェスティバルなどにおける共同創作の場におけるチームメンバーの選び方から、チームビルディングの工夫、そのマネジメント方法まで、具体的な事例の紹介を通じて、実演芸術の「コトの起こし方」を学びます。
演出にARやVR、ゲーム等の新出メディアを取り込んだり、国際交流を試みたり、多領域のさまざまな専門家(人)の協働の場となる「パフォーミングアーツ(実演芸術、舞台芸術、時間芸術)」。その「キュレーション」は21世紀に入ってから盛んに議論され始めた発展途上の考え方です。受講生とともに、この新しい見方を自分の言葉や表現で語れるようにする、初めの一歩をふみだします。ビジネスパーソン(社会人受講生)のみなさんには、事業企画や運営、人事といった場面で普段のお仕事ともリンクするエピソードがあるかもしれません。

 

▼2024年度新規開設「芸術環境創造論」
追加募集定員:(対面参加)満員御礼のため募集なし/(オンデマンド視聴)若干名 ※先着順
受講料:有料
受講生追加募集期間:4/15(月)14:00〜4/18(木)18:00
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2024-003/
担当教員( キュレーション教育研究センター 副センター長・熊倉純子)より:社会と芸術のつなぎ手がいろんな現場で必要とされています。アートの現場をどのように立ち上げ、運営し、持続させていくのかについて、多彩な研究者や実践者を招いて、豊富な実践事例から学びます。地方自治体や企業のなかで孤軍奮闘しながら文化芸術事業に携わっているみなさんにぜひ受講していただきたいです。

 

▼「有楽町藝大キャンパス」の一環で開講する2科目でも引き続き受講生募集中!
▽「展覧会設計演習」
定員:10名(応募者多数の場合は選考します)
受講料:有料
受講生募集期間:4/5(金)〜5/7(火)
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2024-005/
担当教員(キュレーション教育研究センター 特任准教授・難波祐子)より:社会とアートを結びつけるキュレーションについて、実際の展覧会企画制作・運営を通して藝大生と実践的に学んでみませんか?大学のキャンパスを飛び出して、藝大生と社会人受講生が互いに協力し合いながら、街なかで、小規模ながら実際に実験的な現代美術の展覧会を一緒に作ってみましょう。本講座は、これまで展覧会企画を経験したことがない方でもご参加できます。ただし基本的には展覧会の実施時を含めて全回参加できる方を歓迎します。

 

「演習:アートプロジェクト 音楽×身体表現×福祉」
定員:10名(応募者多数の場合は選考します)
受講料:無料
受講生募集期間:4/5(金)〜5/7(火)
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2024-006/
担当教員(コーディネーター・酒井雅代)より:近年、パフォーミングアーツにおける非言語コミュニケーションの側面に注目が集まり、芸術のみならず教育や福祉など幅広い分野でその活用が模索・実践されています。本演習では、クラシック音楽と身体表現を融合させた体験型プログラム「ムジタンツ」の活動を中心に、福祉分野と連携して行うアートプログラムの実例について学びながら、音楽や身体表現を用いたプログラムをどのように地域に実装することができるか思考します。地域コミュニティや地域福祉と芸術文化を繋ぐことに関心のある方々のご受講をお待ちしています。

 

【お問い合わせ】
東京藝術大学 キュレーション教育研究センター
https://ccs.geidai.ac.jp/contact/
※キュレーション教育研究センターでは、お電話でのお問い合わせを承っておりませんのであらかじめご了承ください。
※「展覧会設計演習」「音楽×身体表現×福祉」の申込・お問い合わせは「有楽町藝大キャンパス」事務局までお願いいたします。(MAIL:info@yurakucho-geidai-campus.jp/HP:https://yurakucho-geidai-campus.jp/