NEWS2024-02-07T20:27:05+09:00

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おしらせ

【11/19(日)開催】東京藝術大学キュレーション教育研究センターキックオフシンポジウム「いま、キュレーションを問い直す」のお知らせ

 

2022年8月に東京藝術大学キュレーション教育研究センター(CCS Geidai)が開設されました。これまで数多くの学芸員を輩出してきた学芸員教育に加え、現代のキュレーションの役割、日本のキュレーションの未来を考えるプラットフォームです。今回の開設に際して、シンポジウムを開催します。

最近「アート志向」「デザイン思考」などと、アートやアートをプロデュースすることに対して一般社会の関心が高まっています。
またキュレーションが意味するもの、そして役割も変化してきているのではないでしょうか。
今回は美術、音楽それぞれの分野からキュレーションの意味や役割を問い直し、今日的な重要性について考えます。そしてそれに対してキュレーション教育研究センターが貢献できること、目指すものを皆さんと語り合い、共有したいと思います。

みなさまお誘い合わせの上、ぜひともお越しください。

■開催概要
東京藝術大学キュレーション教育研究センターキックオフシンポジウム
「いま、キュレーションを問い直す」

日時:2023年11月19日(日)14:00〜16:45 (13:30開場)
会場:上野キャンパス美術学部中央棟1F第1講義室
料金:無料
定員:100名(先着順、事前予約制)
対象:学内・学外を問わず、どなたでもご参加いただけます
予約フォーム:https://forms.gle/Ju6mqwEeducKv4fw6

■スケジュール
イントロダクション:14:00〜14:20(20分)
東京藝術大学キュレーション教育研究センターのご紹介
今村有策(美術研究科グローバルアートプラクティス専攻教授、キュレーション教育研究センター長)
熊倉純子(国際芸術創造研究科教授、キュレーション教育研究センター副センター長)

第1部:14:20〜15:05(45分)
美術編「キュレーションの多元性/キュレーションを支える文化政策と市民社会」
ゲスト:逢坂恵理子(国立新美術館館長)、柳沢秀行(大原美術館学芸統括)
ファシリテーター:今村有策、李美那(美術研究科グローバルアートプラクティス専攻准教授)

(休憩10分)

第2部:15:15〜15:50(35分)
音楽編「キュレーションは美術だけのものではない!」
ゲスト:クァルテット・エクセルシオ
ファシリテーター:安良岡章夫(作曲科教授)、箕口一美(国際芸術創造研究科教授)

第3部:16:00〜16:45(45分)
大学編「東京藝大<芸術未来研究場>とキュレーション教育研究センター(CCS Geidai)」
ゲスト:吉本光宏(合同会社文化コモンズ研究所 代表・研究統括、本学経営協議会外部委員)
日比野克彦(本学学長)、熊倉純子

■ゲストプロフィール(出演順)
逢坂恵理子|おおさかえりこ

Photograph by Mie Morimoto

 

東京都生まれ
学習院大学文学部哲学科卒業 専攻芸術学
国際交流基金、ICA名古屋を経て、1994年より水戸芸術館現代美術センター主任学芸員、1997年より2006年まで同センター芸術監督。2007年より2009年1月まで森美術館 アーティスティック・ディレクター。2009年4月より2020年3月まで横浜美術館館長。2019年10月より国立新美術館長に就任。2021年7月より独立行政法人国立美術館 理事長を兼任。

 

 

 

柳沢秀行|やなぎさわひでゆき

大原美術館 学芸統括
1991年より岡山県立美術館学芸員。日本近現代美術史研究をベースに6つの自主企画展を担当。また社会における美術(館)が果たし得る機能への関心から、同館の教育普及事業、ボランティア運営に関わる。
2002年より大原美術館勤務。現代作家との事業や、所蔵品を活用した展示活動を担当。また同館の社会連携事業を統括。

 

 

 

 

 

クァルテット・エクセルシオ|Quartet Excelsior

 

ヴァイオリン西野ゆか 北見春菜 ヴィオラ吉田有紀子 チェロ大友肇

1994年桐朋学園大学在学中に結成。年間60公演以上を行う日本では数少ない常設の弦楽四重奏団。2021年日本人団体として初となるベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲のCD録音を完結。第2回大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門第2位、第5回パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクール最高位、第19回新日鉄フレッシュアーティスト賞、第16回ホテルオークラ賞受賞。浦安音楽ホールレジデンシャル・アーティスト。

 

 

 

 

吉本光宏|よしもとみつひろ

©Jouji Suzuki

 

1958年徳島県生。早稲田大学大学院修了(都市計画)後、社会工学研究所、ニッセイ基礎研究所(研究理事)などを経て2023年6月文化コモンズ研究所代表・研究統括、長野県文化振興事業団理事長に就任。東京オペラシティ、国立新美術館等の文化施設開発、東京国際フォーラムのアート計画などのコンサルタントとして活躍する他、文化政策、文化施設の運営・評価、創造都市等の調査研究に取り組む。文化審議会委員、東京芸術文化評議会評議員、(公社)企業メセナ協議会理事などを歴任。著作に「再考、文化政策(ニッセイ基礎研所報)」「アート戦略都市(監修、鹿島出版会)」など。

 

 

 

 

 

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【10/23(月)11:45更新】東京藝術大学キュレーション教育研究センターキックオフシンポジウム「いま、キュレーションを問い直す」は定員に達しました。大変多くのお申し込み、ありがとうございました。

【12/27(水)16:30更新】2023年11月19日に開催した、東京藝術大学キュレーション教育研究センターキックオフシンポジウム 「いま、キュレーションを問い直す」のアーカイブムービーを公開しました。期間限定での公開となりますので、この機会にぜひご覧ください。
詳細はこちら:https://ccs.geidai.ac.jp/2023/12/27/kickoffarchive/

2023/10/19|NEWS, 募集(実施)終了|

【藝大生対象】東京藝大 x みずほFG「アートとジェンダー」共同研究プロジェクト「アートとジェンダー研究会」リサーチャー・レクチャー受講者募集開始のお知らせ

本プロジェクトでは、アートの実践の場におけるジェンダーを取り巻く諸問題について、ゲストを迎えてのレクチャーシリーズと、藝大生とみずほFG社員によるグループリサーチを通して考察を深めていきます。
参加方法については、キュレーション教育研究センターからの10月2日付全学メールをご確認ください。
なお、本プロジェクトの受講に伴う単位の認定はございません。予めご了承ください。

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A. レクチャーシリーズ

今年度は、「アートの現場における女性の社会進出」をテーマに多彩なゲストを迎えて、それぞれの切り口からアートとジェンダーの関係についてのレクチャーを行います。レクチャーを受けた後、ディスカッションを通して、肌感覚のモヤモヤや問題意識を共有できればと考えています。

第1回 10/27(金)アートとジェンダー —過去・現在・未来ー:清水知子(東京藝術大学国際芸術創造研究科・准教授)
第2回 11/24(金)「盛り」の誕生:女の子とテクノロジーが生んだ日本の美意識:久保友香(メディア環境学者)
第3回 12/1(金)女性であることとつくることについて:碓井ゆい(アーティスト)
第4回 12/8(金)女性演奏家をめぐる労働環境について:箕口一美(東京藝術大学国際芸術創造研究科・准教授)、酒井雅代(東京藝術大学キュレーション教育研究センター・コーディネーター)、若山萌恵(東京藝術大学国際芸術創造研究科)
第5回 12/15(金)子育てとフリーランス・キュレーターをめぐる問題について:難波祐子(東京藝術大学キュレーション教育研究センター・特任准教授)

  • 場所:東京藝術大学 上野キャンパス 国際交流棟 4F GA講義室
  • 時間:各開催日の18:00-19:30
  • 定員:40名程度
  • 参加方法:キュレーション教育研究センターからの10月2日付全学メールをご確認ください。

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B. リサーチプログラム

有志によるリサーチチームを結成し、アートの実践の場におけるジェンダーを取り巻く諸問題について、レクチャーシリーズと連動したリサーチを行います。
レクチャーを通して問題意識を共有した上で、ゲストやみずほFG社員とのディスカッションに参加していただきます。
レクチャーシリーズの受講と、追加のリサーチ活動日への参加が必須です。

なお、本プログラムへの参加に対して金銭的な報酬はありません。予めご了承ください。

  • 定員:10名程度(応募多数の場合、選考を行う可能性があります)
  • 日時:A.レクチャーシリーズの日程+11/10(金) ※追加設定する可能性あり
  • 対象:本学在籍の学生及び教職員(授業は日本語で実施します。)
  • 参加方法:キュレーション教育研究センターからの10月2日付全学メールをご確認ください。

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■ゲストのプロフィール

清水知子 / Shimizu Tomoko
愛知県生まれ。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科准教授。専門は文化理論・メディア文化論。著書に『文化と暴力──揺曳するユニオンジャック』(月曜社、2013年)、『ディズニーと動物──王国の魔法をとく』(筑摩選書、2021年)ほか。共訳書にジュディス・バトラー『非暴力の力』(青土社、2022年)、同、『アセンブリ──行為遂行性・複数性・政治』(青土社、2018年)、ディヴィッド・ライアン『9.11以後の監視』(明石書店、2004年)ほか。

久保友香 / Kubo Yuka
メディア環境学者
1978年、東京都生まれ。2000年、慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科卒業。2006年、東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了。博士(環境学)。専門はメディア環境学。東京大学先端科学技術研究センター特任助教、東京工科大学メディア学部講師、東京大学大学院情報理工学系研究科特任研究員など経て、独立。著書に『「盛り」の誕生ー女の子とテクノロジーが生んだ日本の美意識ー』(太田出版、2019年)。

碓井ゆい / Usui Yui
アーティスト。1980年東京都出身、埼玉県在住。
身の回りの素材や手芸の技法を用い、社会制度や歴史についての批評や考察を平面・立体作品で表現する。
近年の主な展覧会に「ケアリング/マザーフッド:「母」から「他者」のケアを考える現代美術」(水戸芸術館現代美術ギャラリー、2023年)、「JAPAN.BODY_PERFORM_LIVE Resistance and Resilience in Japanese Contemporary Art」(Padiglione d’Arte Contemporanea、2022年)などがある。

箕口一美 / Minoguchi Kazumi
1960年生まれ。87年6月よりカザルスホール企画室・アウフタクトで企画制作にたずさわり、2000年3月まで同ホールプロデューサー。98年より財団法人地域創造『公共ホール音楽活性化事業』にコーディネーターとして参画、地域での芸術普及のさまざまな可能性を、各地のホール担当者、若手演奏家とともに考えて来た。
2001~08年NPOトリトン・アーツ・ネットワークディレクター。08~16年サントリーホール・プログラミングディレクターおよびグローバルプロジェクト・コーディネーター。現在、東京芸術大学大学院国際芸術創造研究科教授。学生や若い研究者たちと、音楽ワークショップ・ファシリテーション開発に取り組んでいる。

難波祐子 / Namba Sachiko
東京都現代美術館学芸員、国際交流基金文化事業部企画役(美術担当)を経て、国内外で現代美術の展覧会企画に関わる。 企画した主な展覧会に「こどものにわ」(東京都現代美術館、2010年)、「坂本龍一:观音听时 | Ryuichi Sakamoto: seeing sound, hearing time」(M WOODS HUTONG | 木木艺术社区、北京、2021年)、「大巻伸嗣 – 地平線のゆくえ」(弘前れんが倉庫美術館、青森、2023年)など。

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2023/10/02|NEWS, 募集(実施)終了|

【9/11(月)スタート】「現代美術キュレーション概論」社会人受講生・追加募集

9/11(月)9:00より、2023年度後期開講「現代美術キュレーション概論」の社会人受講生の追加募集をスタートいたします。
20名の募集となりますので、当日は混雑が予想されます。受講にあたっての注意事項をよくお読みになってから、以下のリンクよりお申し込みください。

▼「現代美術キュレーション概論」社会人受講生・追加募集
追加定員:20名(先着順)
受講方法:全13回のオンライン授業を、¥50,000(税込)で受講できます(リアルタイムで配信予定)。
追加受講生募集開始:9/11(月)9:00〜
詳細・お申し込み:https://ccs.geidai.ac.jp/learn-with-us/2023-001/

このたびキュレーション教育研究センターでは、公開授業(社会共創科目)として、「現代美術キュレーション概論」の社会人受講生を募集します。

美術の展覧会を作る「キュレーション」、ならびにその仕事を司る「キュレーター」という言葉は、2000年代に入ってから、何らかの情報を収集、整理、編集、発信していく仕事を指す言葉として、美術に限らず社会のさまざまなシーンで用いられるようになっています。しかしそもそも美術を扱うキュレーター、キュレーションは、美術ではないものを扱うキュレーションと何が違うのでしょうか?あるいは「現代美術」の展覧会とは一体何を扱うのでしょうか?また「キュレーター」と「学芸員」とは何が同じで何が違うのでしょうか?

「現代美術キュレーション概論」では、キュレーションとは何か?キュレーターとは何か?ということに興味を持ち始めた方が、現代美術を軸としたさまざまなキュレーションの事例を通して複眼的に学び、キュレーションに関する基礎的な知識を習得することを目指します。本授業では、美術館での展覧会から、街なかでのアートプロジェクトに至るまで、さまざまな形でアートと社会をつなぐキュレーションの実践について、実際にそれぞれの現場で活躍している学内外の講師陣を迎えて授業を構成します。

授業は藝大生は対面で、社会人はオンラインでの実施を基本としますが、藝大生と社会人が共に学ぶスタイルで、互いに学び合う機会の創出を目指します。
なお、全13回授業のうち10回以上の出席をして頂いた社会人受講生の方には修了証を発行致します。

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【9/11(月)9:05更新】2023年度後期開講「現代美術キュレーション概論」社会人追加受講生募集は定員に達しました。大変多くのお申し込み、ありがとうございました。

2023/09/08|NEWS, 募集(実施)終了|
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