【10/19〜26開催】東京藝術大学キュレーション教育研究センター「展覧会設計演習」企画展 丸の内Drippin’ Tripper (ドリッピン・トリッパー)のご案内
東京藝術大学キュレーション教育研究センター「展覧会設計演習」企画展
丸の内Drippin’ Tripper (ドリッピン・トリッパー)
・出展作家
久保ガエタン 武田萌花
・会期
2024年10月19日(土)- 26日(土)13:00 – 19:00(会期中無休)入場無料
・開催場所
YAU CENTER、Slit Park YURAKUCHO、大丸有エリア各所
・主催
東京藝術大学キュレーション教育研究センター、有楽町藝大キャンパス(東京藝術大学、東京都、YAU)
・特別協力
Slit Park YURAKUCHO、東邦レオ株式会社
・協力
株式会社中川ケミカル、画翠 GASUI
・お問い合わせ
geidai.scp@gmail.com
「丸の内Drippin’ Tripper(ドリッピン・トリッパー)」は、アーティストの久保ガエタンと武田萌花による「抽出」と「移動」をテーマに大丸有エリアの隠れた歴史と見逃しがちな風景を掘り起こすような展覧会です。
大丸有(大手町・丸の内・有楽町)は、かつて諸藩の大名屋敷が立ち並ぶ地域でした。明治期には赤レンガや石造りの建物が誕生し、現在では国内外の企業が集まるビジネス拠点となっています。本展では、このエリアの昔の記憶や現在の姿を手がかりに、2人のアーティストが現実とフィクションを織り交ぜながら、新作を制作し、時と場所を超えた白昼夢のような世界を創り出します。仕事の合間や休日にふらりと気軽に立ち寄って、この街を抽出する不思議な旅に出かけてみませんか?
※本展は、東京藝術大学キュレーション教育研究センターが開講する 2024 年度社会共創科目(公開授業)「展覧会設計演習」の授業の一環として開催されます。
久保ガエタン|Gaëtan Kubo
1988年生まれ、アーティスト。展覧会が開催される土地で綿密なリサーチを行い、さまざまな虚実を大胆かつ飛躍的に結びつけながら、独自の装置などを交えたインスタレーションや映像で表現することを得意とする。
2013年東京藝術大学大学院美術研究科修了。公益財団法人ポーラ美術振興財団在外研修員としてフランスにて研修。京都市芸術文化特別奨励者。糺の森会員。
https://gaetankubo.com/
武田萌花 |Moka Takeda
1997年生まれ。アーティスト。「車窓風景」や「工事現場」など都市の日常的な風景から着想を得て、情報やイメージで氾濫した現代におけるリアリティとは何かを問うインスタレーション作品を発表する。
2024年東京藝術大学大学院美術研究科修了。主な展覧会に、2024年『ヨーゼフ・ボイス ダイアローグ展』(GYRE gallery)、2023年 『エマージェンシーズ!045』(NTTインターコミュニケーション・センター)など。2024年「藝大アートプラザ・アートアワード2024」デジタルアート部門「JR東日本賞」受賞。2021年「群馬青年ビエンナーレ2021」入選。https://www.mokatakeda.com/
・関連イベント
久保ガエタン 武田萌花
ツアー&アーティストトーク
10月19日(土)
ツアー 17:00-18:00
集合場所 Slit Park YURAKUCHO
アーティストトーク 18:00-19:00
集合場所 YAU CENTER
事前予約フォーム・詳細はこちら
①ツアー&アーティストトーク
https://x.gd/1Ieqg
②アーティストトークのみ
https://x.gd/NwOHm
久保ガエタン「ランドスコープ」
10月20日(日)14:00-16:00
開催場所 Slit Park YURAKUCHO
来場者を名倉聡美(アーティスト/占い師)がラテアートで占います。
事前申込不要
・サテライト企画
【SHOWCASE UENO】#013.
丸の内Drippin’ Tripper(ドリッピン・トリッパー)
サテライト企画:久保ガエタン 武田萌花
会期
10月18日(金)〜12月3日(火)
開催場所
ショーケース上野
東京藝術大学 上野キャンパス 美術学部 藝大食樂部内
http://geidaishokudo.com/
展覧会設計演習とは?
東京藝術大学キュレーション教育研究センターが藝大生・社会人受講生を対象に、2023 年度より開講し、2024年度からは東京藝術大学・東京都・YAUの三者連携プログラム「有楽町藝大キャンパス」の一環として展開している社会共創科目(公開授業)です。受講生は現代美術の展覧会の企画から制作、運営までのプロセスを有楽町で実践的に学びます。
https://yurakucho-geidai-campus.jp/
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2024-005/
YAUとは?
有楽町アートアーバニズム YAU は、アーティストの活動を日本有数のビジネス街、大手町・丸の内・有楽町にあるスタジオを拠点に街に呼び込み、ワーカーとの交流を誘発する実証プログラムとして生まれました。映像・写真といったメディアアートからパフォーミングアーツまで幅広いアーティストやその活動を支えるアートマネージャーが集っています。本演習を通して学生とワーカーが共に参加することで、社会との共創的なコミュニティを育むことにより、社会で活躍するアート人材の育成を目指します
https://arturbanism.jp/
◻︎Slit Park YURAKUCHOについて
Slit Park YURAKUCHOは、グリーンインフラのノウハウを持つ東邦レオ株式会社が、バイオフィリックデザインでコミュニティ醸成を目指す取り組みです。新国際ビルにある自転車置き場として利用されていたL字の路地を、多種多様な緑を軸にリノベーションし、休憩スポットや飲食サービスを備えた「路地の森」として近隣で働く人たちが行き交い、集う場所としてオープンしました。
https://wick-slitpark.studio.site/
・アクセスマップ
YAU CENTER|東京都千代田区丸の内三丁目1-1 国際ビル1階
Slit Park YURAKUCHO|東京都千代田区丸の内三丁目4-1
有楽町藝大キャンパス
https://yurakucho-geidai-campus.jp/
東京藝術大学キュレーション教育研究センター
https://ccs.geidai.ac.jp/
有楽町アートアーバニズム
https://arturbanism.jp/
Slit Park YURAKUCHO
https://wick-slitpark.studio.site/
【イベントレポート】ショーレ・ゴルパリアン× 大石みちこ〈V O I C E ―Art & Gender―〉対談 イラン映画に響く声― Woman’s Voices from Iranian Films ―
2024年5月14日に開催された、ショーレ・ゴルパリアン× 大石みちこ〈V O I C E ―Art & Gender―〉対談 イラン映画に響く声― Woman’s Voices from Iranian Films ―の当日の様子から、一部対談をレポートにして公開いたしました。
本イベントでは、イランの女性映画プロデューサーである、ショーレ・ゴルパリアン氏を登壇者として迎えました。ショーレ氏は1979年に来日して以来、今日に至るまでイランと日本の映画・映像に携わってきました。
大石教授が聞き手となり、イラン映画に描かれた女性や、イラン映画を作る女性たちについて、またショーレ氏が審査員を務めた2023年の愛知女性映画祭、世界の映画が語るジェンダーなどのトピックについて、対談を行いました。
また、対談の終了後には、参加者を交えてのささやかな茶話会を開催しました。2024年現在のイラン女性の暮らしやファッション等の話題を織り交ぜながら、参加者と共にイランと世界のジェンダーの未来を語り合う場となりました。
当日お越しになれなかった方も、ぜひこの機会にご一読ください。
※本企画は東京藝大 x みずほFG「アートとジェンダー」共同研究プロジェクト「アートとジェンダー研究会」リサーチャー企画シリーズの一環として実施されました。
【CCS×みずほFG】採択企画が決定しました/東京藝大「I LOVE YOU」プロジェクト2024
キュレーション教育研究センターとみずほフィナンシャルグループが共同で実施している、本学卒業生・修了生対象の企画助成の採択企画・助成決定額が決定いたしましたのでお知らせ申し上げます。
■本取り組みについて
今回の助成は2019 年度より東京藝術大学が実施している企画公募事業『東京藝大「I LOVE YOU」 プロジェクト』のリニューアルに伴い、新たに設けられた枠組み(公募B)です。
「I LOVE YOU」プロジェクト2024は、多様性を認め合える社会の実現に向け、「アートは人が生きる力である」という確信及び「人の心」への眼差しを根幹として、新たな価値の創造や社会的課題の解決に係る実験と実践を重ねることを通じ、人類と地球のあるべき姿を探究することを目的とする本学の「芸術未来研究場」が主催する共同研究企画公募事業として実施されます。
キュレーション教育研究センターも、この「芸術未来研究場」が掲げる5つの基幹領域:[ケア・コミュニケーション][アートDX][クリエイティヴアーカイヴ][キュレーション][芸術教育・リベラルアーツ]のうち、キュレーション領域を担う組織として期待が寄せられています。
本取り組みが本学卒業生・修了生にとって芸術が持つ無限の可能性を社会に向けて伝え、実践によって示すための一助になること、そして「芸術未来研究場」の目指す芸術と社会の未来を切り拓く新たなプラットフォームづくりに資することを祈っています。
ARCHIVESページがオープンしました
キュレーション教育研究センターのホームページへのご訪問、ありがとうございます。
本日(5/23)、ARCHIVESページがオープンいたしましたのでお知らせ申し上げます。
2023年度の実施事業を充実のレポートとともにご紹介していますので、ぜひともご覧ください。