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おしらせ
【4/14(月)正午スタート】2025年度開講授業ラインナップ発表+社会人受講生募集
2025年度に開講する「社会共創科目(公開授業)」のラインナップを公開いたしました。今年度は5科目を開講し、うち3科目は内容を大きくリニューアルします。
※「社会共創科目(公開授業)」は2023年度に開始した本学初の試みで、本学学生対象の授業に社会人(一般の方はどなたでも)が参加できるという枠組みです。
\ここがリニューアル!/
▼ 演習:アートプロジェクト したまちフィールドワーク
・ 2024年度まで開講していた「演習:アートプロジェクト 1DAYパフォーマンス表現街」の後継科目
・ 履修生は、作曲家・野村誠の参加型コンサート《キタ!千住の1010人》に参加いただきます
▼ 芸術環境創造論1
・ 担当講師ラインナップを大幅変更!
・ 日比野克彦、佐藤悠によるワークショップと、松下計、黒川廣子らの特別レクチャーを通して、
「モノ」から「コト」へと変化してきたアートのパラダイムシフトを振り返ります
▼ 社会包摂のためのアートプロジェクト:音楽×身体表現×福祉Ⅰ(理論編)
・ 2024年度まで開講していた「演習:アートプロジェクト 音楽×身体表現×福祉」の後継科目
「Ⅰ(理論編)」と「Ⅱ(実践編)」の2科目に構成を変更、受講しやすくなりました
※「Ⅱ(実践編)」は2026年度以降に新規開設予定</
なお、前期開講科目、通年開講科目は4月14日(月)正午より受講生募集がスタートします。これまでにご参加いただいた社会人受講生は、プロフェッショナルの学芸員やアートマネージャー、アーティスト、美術・人文系学生、クリエイティブ職や企画職に就いているビジネスパーソンだけでなく、医療・福祉系従事者や、主婦・主夫の方、IT系スタートアップの方、自治体職員の方等、普段から文化芸術に携わるお仕事をされていない方々にも数多くお集まりいただきました。
美術、音楽、パフォーミングアーツ等、アートフィールドの第一線で活躍する学内外の講師陣を迎えて、プロデュースからマネジメント、ファンダムのマーケティングに至るまで、さまざまな「キュレーション」の手法を学べる授業を構成しますので、ぜひこの機会をご利用いただきたく、ご案内申し上げます。
受講にあたっての注意事項をよくお読みになってから、以下のリンクよりお申し込みください。
各授業の詳細・お申し込み:https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/
▼レクチャー&ワークショップでアートの現在地を探ろう
「芸術環境創造論1」
定員:(対面参加)30名/(オンデマンド視聴)50名 ※いずれも先着順
受講料:有料
受講生募集期間:4/14(月)正午〜5/7(水)18:00※先着順
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2025-002/
担当教員( キュレーション教育研究センター 副センター長・熊倉純子)より:昨年開講の芸術環境創造論に対して、今年開講の芸術環境創造論1はアートのパラダイムシフトがテーマです。モノからコトへ変容するアートをどう捉えたらいいのでしょうか。日比野学長をはじめ、東京藝大の教職員や招聘アーティスト、海外からのスペシャルゲストを交えた豪華セッションでみなさまをお迎えします。
▼参加型音楽の現場にダイブ!
「演習:アートプロジェクト したまちフィールドワーク」
定員:10名(応募者多数の場合は選考します)
受講料:無料
受講生募集期間:4/14(月)正午〜5/7(水)18:00
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2025-003/
担当教員(吉田武司・長尾聡子)より:足立区千住で、市民とアーティストが一緒に活動し、まちに新たな縁を生み出すアートプロジェクトに触れてみませんか? 古くは宿場町として栄え、新旧入り混じる千住。このまちにキャンパスを構える藝大が、アートNPOや足立区シティプロモーション課等と運営のタッグを組み15年目を迎える市民参加型アートプロジェクトのマネジメント現場を体験できる授業です。まちづくりとアートのかかわりに関心のあるみなさまに受講いただけると嬉しいです。
「現代美術キュレーション概論」
定員:150名 ※先着順
受講料:有料
受講生募集期間:2025年夏ごろ公開予定
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2025-001/
担当教員(キュレーション教育研究センター 特任准教授・難波祐子)より:昨年度の授業では、美術館・博物館関係者はもとより、普段アートとは直接関係のない部署で働いているビジネスパーソンなど多様な受講生が熱心に参加されていました。現代美術は、私たちの少し先の未来を映し出す鏡です。現代美術をとりまく「キュレーション」の今を知ることで、明日を生き抜くためのヒントが得られるかもしれません。
▼展覧会で社会とアートをつなぐ
「展覧会設計演習」
定員:12名(応募者多数の場合は選考します)
受講料:有料
受講生募集期間:3/21(金)~4/21(月)23:59
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2025-004/
担当教員(キュレーション教育研究センター 特任准教授・難波祐子)より:社会とアートを結びつけるキュレーションについて、実際の展覧会企画制作・運営を通して藝大生と実践的に学んでみませんか?大学のキャンパスを飛び出して、藝大生と社会人受講生が互いに協力し合いながら、街なかで、小規模ながら実際に実験的な現代美術の展覧会を一緒に作ってみましょう。本講座は、これまで展覧会企画を経験したことがない方でもご参加できます。ただし基本的には展覧会の実施時を含めて全回参加できる方を歓迎します。
▼2025年度は理論編!
「社会包摂のためのアートプロジェクト:音楽×身体表現×福祉Ⅰ(理論編)」
定員:20名(応募者多数の場合は選考します)
受講料:有料
受講生募集期間:2025年夏ごろ公開予定
https://ccs.geidai.ac.jp/learn_with_us/2025-005/
担当教員(コーディネーター・酒井雅代)より:近年、パフォーミングアーツにおける非言語コミュニケーションの側面に注目が集まり、芸術のみならず教育や福祉など幅広い分野でその活用が模索・実践されています。本授業では、クラシック音楽と身体表現を融合させた体験型プログラム「ムジタンツ」の活動を中心に、福祉分野と連携して行うアートプログラムの実例について学びながら、音楽や身体表現を用いたプログラムをどのように地域に実装することができるか思考します。地域コミュニティや地域福祉と芸術文化を繋ぐことに関心のある方々のご受講をお待ちしています。
【お問い合わせ】
東京藝術大学 キュレーション教育研究センター
https://ccs.geidai.ac.jp/contact/
※「展覧会設計演習」「音楽×身体表現×福祉」の申込・お問い合わせは「有楽町藝大キャンパス」事務局までお願いいたします。(MAIL:info@yurakucho-geidai-campus.jp/HP:https://yurakucho-geidai-campus.jp/)
【CCS×みずほFG】本学卒業生・修了生対象の企画助成を行います/東京藝大「I LOVE YOU」プロジェクト2025
日頃より東京藝術大学キュレーション教育研究センターの活動にご協力とご関心を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、キュレーション教育研究センター(以下、CCS)がみずほフィナンシャルグループ(以下、みずほ FG)と実施している、本学卒業生・修了生を対象とした企画助成の2025年度公募を開始いたしましたので、ご案内申し上げます。
本助成制度は、共同研究「アートとジェンダー研究会」の一環として実施し、「こども」または「ジェンダー」に関する社会課題に取り組む企画を広く募集します。対象は、アーティストとして自立した活動を希望しながらも、経済的な理由で企画の実施に困難を強いられている、40歳以下の卒業・修了生です。ご自身の興味や関心を社会化し、さらなる自己成長の機会となるよう、CCS のスタッフとみずほ FG の社員が企画準備から実施までをサポートします。表現活動を通じて社会との関わりを模索している本学の卒業生・修了生のみなさんのご応募をお待ちしております。
助成総額:300万円(1件当たり最大50万円)
申請締切:2025年5月14日(水)17時
※企画書 兼 予算計画書(指定書式)およびコンセプトペーパー(自由書式)をeメールで提出していただきます。
※申請は1人につき1件迄です(ひとつの企画について複数人が別々に申請するのも不可)。
※審査結果は2025年6月下旬頃に公開・通知予定です。
※他の「I LOVE YOU」公募枠との重複採択は行いませんのでご了承ください。
詳細・応募方法はこちらから:https://www.geidai.ac.jp/news/20250321146881.html
なお、今回の助成は2019 年度より東京藝術大学が実施している企画公募事業『東京藝大「I LOVE YOU」 プロジェクト』のリニューアルに伴い、2024年度から設けられた枠組み(公募B)です。
▼東京藝大「I LOVE YOU」プロジェクト2025とは▼
東京藝術大学は、「世界を変える創造の源泉」として、芸術が持つ無限の可能性を社会に向けて伝え、実践によって示すため、2019年度より企画公募事業『東京藝大「I LOVE YOU」プロジェクト』を展開しています。
また本学は、2023年4月に「芸術未来研究場」を創設しました。本研究場は、多様性を認め合える社会の実現に向け、「アートは人が生きる力である」という確信及び「人の心」への眼差しを根幹として、新たな価値の創造や社会的課題の解決に係る実験と実践を重ねることを通じ、人類と地球のあるべき姿を探究することを目的としています。
「I LOVE YOU」プロジェクト2025は「芸術未来研究場が主催する共同研究企画公募事業」として実施し、以下の研究領域・テーマのそれぞれで、参加企画を広く募集します。
ケア・コミュニケーション/アートDX/クリエイティヴアーカイヴ/キュレーション/芸術教育・リベラルアーツ/アート×ビジネス
2024年度CCS実施事業ARCHIVESオープンのお知らせ
いつもキュレーション教育研究センターのホームページへのご訪問、ありがとうございます。
本日(3/21)、ARCHIVESページに2024年度の実施事業を新たに掲載いたしましたのでお知らせ申し上げます。
実際に会場にお越しになれなかったみなさまにもお楽しみいただける、充実のレポートや活動総評とともに各事業をご紹介しています。
この機会にぜひともご覧ください。