キュレーション教育研究センター(CCS)より、トークイベントのお知らせです。
この度、学生の創造活動をより安全で健全に行うための取り組みとして「展覧会、演奏会をより安全な場所にしていくためのトークイベント」を開催いたします。
近年、芸術系大学ではギャラリーストーカーの被害が増加しています。ギャラリーストーカーとは、展覧会や演奏会などの文化芸術の場において、執拗に付き纏ったり、繰り返し声掛けを行ったりする迷惑行為をする人のことです。本イベントでは、このような行為が及ぼす影響と、大学に求められる対策について、ゲストや来場者の皆様と一緒に考える場をつくります。安全で健全な環境で学び、創作する経験が、学生の成長に繋がることを目指します。
参加ご希望の方は、Googleフォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/PwKm7uBufc1jmkfN6
※このイベントは学外の方もお申し込み可能です。
■イベント概要
展覧会、演奏会をより安全な場所にしていくためのトークイベント
〈登壇者〉
ゲスト:
猪谷千香 https://book.asahi.com/article/14863646
西原珉 https://www.artscenter-akita.jp/staff/staff-49982
聞き手:
寺田健人 https://researchmap.jp/terada.kento
〈日時〉2024年8月25日(日)14:30~16:00(開場:14:00)
〈会場〉上野キャンパス 国際交流棟3階 コミュニティサロン
〈使用言語〉日本語
〈定員〉30名
〈入場料〉無料
〈参加申込〉右記リンクよりお手続きください。https://forms.gle/PwKm7uBufc1jmkfN6
〈イベント特設ウェブサイト〉https://2createsaferspace4us.myportfolio.com
〈主催〉東京藝術大学キュレーション教育研究センター
※本イベントは、〈東京藝大×みずほFG 「アートとジェンダー」共同研究プロジェクト〉の一環として開催されます。
〈問い合わせ〉https://ccs.geidai.ac.jp/contact/
※8/10(土)〜8/18(日)は夏季休業となります。当該期間中にいただいたお問い合わせにつきましては8/19(月)以降のお返事となりますので、あらかじめご了承ください。※
■登壇者プロフィール
猪谷千香
弁護士ドットコムニュース編集部。
新聞記者→ニコニコ動画ニュース記者→ハフポスト日本版レポーターを経て現職。著書に「ギャラリーストーカー 美術業界を蝕む女性差別と性被害」「小さなまちの奇跡の図書館」「つながる図書館」「町の未来をこの手でつくる」「その情報はどこから?」「日々、きものに割烹着」、共著に「ナウシカの飛行具、作ってみた」など。
西原珉
90年代の現代美術シーンで活動後、渡米。ロサンゼルスでソーシャルワーカー兼臨床心理療法士として働く。
心理療法を行うほか、シニア施設、DVシェルターなどでコミュニティを基盤とするアートプロジェクトを実施。
2018年からは日本を拠点にアーティストや作り手のための相談と心理カウンセリングのほか、アートプロジェクトやセラピューティックな手法を通じたコミュニティのケアを探究。秋田公立美術大学教授を経て、2024年4月より現職。同時に秋田市文化創造館館長を務める。
寺田健人
東京藝術大学 美術学部先端芸術表現科 助教、京都芸術大学通信教育部美術科写真コース 業務担当非常勤講師。
社会が作り出した「性」や「生まれ」に関する諸規範によって人々の行動・思考が決定されていく生政治に関心を持ち、ラディカル・フェミニズムが生み出した「個人的なことは政治的なこと」の実践として、主にパフォーマンスと写真を軸にして制作を行なっている。
The Center for Curatorial Studies , Tokyo Geidai (CCS) will host a talk event 〈Talk Event on Making Exhibitions and Performances Safer Places〉 in an efforts to make student creative activities safer and healthier.
In recent years, the number of gallery stalkers has increased at art universities. A gallery stalker is a person who engages in disruptive behavior by persistently following or repeatedly accosting an artist at an exhibition, concert, or other cultural or artistic event. This event will create a space for guests and attendees to think together about the impact of such behavior and the measures universities are required to take to prevent it. Our goal is to help students grow through the experience of learning and creating in a safe and healthy environment.
Below is a summary of the event.
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Talk Event on Making Exhibitions and Performances Safer Places
〈Speakers〉
Chika Igaya https://book.asahi.com/article/14863646
Min Nishihara https://www.artscenter-akita.jp/staff/staff-49982
Kento Terada https://researchmap.jp/terada.kento
〈Date〉Sunday, 25 August 2024 14:30-16:00 (doors open 14:00)
〈Venue〉Community Salon, 3F, TAKIPLAZA, Ueno Campus
〈Language〉Japanese only
〈Capacity〉30
〈Admission〉Free of charge
〈Application〉Please click on the link below.
https://forms.gle/PwKm7uBufc1jmkfN6
〈Website〉https://2createsaferspace4us.myportfolio.com
〈Organized by〉Center for Curatorial Studies, Tokyo Geidai
※This event will be held as part of the collaborative research project “Art and Gender” by Mizuho Financial Group×Center for Curatorial Studies, Tokyo Geidai.
〈Contact〉https://ccs.geidai.ac.jp/contact/
Inquiries given thru Aug.10〜18 will be replied after Aug.19, due to the university’s official summer break. Thank you for your cooperation.