藝大生向け・一般の方向け
2024年度から一般の方も受講できるようになりました!

演習:アートプロジェクト 1DAYパフォーマンス表現街

開講日時
通年(曜日不定期)
※今後変更の可能性がございます。

①5/25(土) 13:00〜17:50
②5/26(日) 13:00〜17:50
③9/6(金) 19:00〜21:00、9/7(土) 14:00〜16:00 ※どちらか1日出席(同内容)
④9/28(土) 13:00〜14:30
⑤10/6(日) 9:00〜17:50
⑥10/12(土) 13:00〜16:20

開講場所
千住キャンパスほか

まちなかで行う市民参加型アートプロジェクトの実践現場を通して、芸術と市民社会の関わり方を考えます。足立区千住を中心に、東京藝術大学(音楽学部・大学院国際芸術創造研究科)と足立区シティプロモーション課、NPO法人音まち計画の三者が共同で実施している文化事業「アートアクセスあだち 音まち千住の縁(音まち)」(2011年〜現在)をフィールドとして、芸術文化プロジェクトの運営に携わります。

本授業では、音まちのプログラムのひとつ、千住・人情芸術祭「1DAYパフォーマンス表現街」を取り上げます。芸術の専門家・非専門家にかかわらず約50組のパフォーマーから、表現形態を問わず、音楽や踊り、朗読、ライブペインティング、枠にとらわれない実験的な企画までを領域横断的に幅広く公募。その多様性を最大限に生かしながら、さまざまな表現を商店街を舞台に解き放ち、ささやかな祝祭プログラムを立ち上げていくプロセスを経験します。

1DAY パフォーマンス表現街
2023年度の様子はこちら:

https://youtu.be/Bj9PUvkoAVI?feature=shared

2022年度の様子はこちら:
https://youtu.be/PIHUA0H4lBc?feature=shared

一般の方 | 受講方法

定員 | 10名(応募者多数の場合は選考します)
受講方法 | 全6回の対面授業を無料で受講できます。
受講生募集期間|4/1(月)正午〜4/14(日)18:00

藝大生の方 | 受講方法

授業シラバスを参照の上、Campus Planで履修登録してください。なお、卒業要件単位に含むかどうかは、ご自身の所属する各科のカリキュラムに準じます。

担当教員

熊倉純子(国際芸術創造研究科 教授)

パリ第十大学卒、慶應義塾大学大学院修了(美学・美術史)。(社)企業メセナ協議会を経て、東京藝術大学教授。アートマネジメントの専門人材を育成し、「取手アートプロジェクト」(茨城県)、「アートアクセスあだち―音まち千住の縁」(東京都)など、地域型アートプロジェクトに学生たちと携わりながら、アートと市民社会の関係を模索し、文化政策を提案する。東京都芸術文化評議会文化都市政策部会委員、文化庁文化審議会文化政策部会委員などを歴任。監修書に『アートプロジェクト─芸術と共創する社会』『アートプロジェクトのピアレビュー—対話と支え合いの評価手法』『アートプロジェクトがつむぐ縁のはなし—絵物語・声・評価でひもとく 大巻伸嗣「Memorial Rebirth 千住」の11年』、共編書に『社会とアートのえんむすび1996-2000──つなぎ手たちの実践』、共著に『「地元」の文化力―地域の未来のつくりかた』など。

吉田武司

1984年生まれ。大阪市出身。京都造形芸術大学芸術表現・アートプロデュース学科卒業。埼玉県北本市で実施された〈北本ビタミン〉(2010年〜2012年)や東京都三宅島の〈三宅島大学〉(2013年)などアートプロジェクトの事務局として企画運営に携わる。その後、2014年にはアートポイント計画のプログラムオフィサーに従事。現在、足立区千住を中心に「音」をテーマにまちなかで展開しているアートプロジェクト「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」のディレクターを務める。

長尾聡子

神奈川県生まれ。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院音楽研究科音楽文化学専攻芸術環境創造分野修了。在学中に「取手アートプロジェクト」(茨城県取手市)の人材育成プログラム「TAP塾」インターン、「art-Link 上野-谷中」(台東区)に運営スタッフとして参加。横浜市内の公共ホール、東京アートポイント計画プログラムオフィサー、東京藝術大学音楽環境創造科教育研究助手を経て、現在は「音」をテーマとした市民参加型アートプロジェクト「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」(足立区)の事務局長として、NPOの会計業務等を中心に担う。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科特任助教。