ABOUT
センターについて

CSS GEIDAI キュレーション教育研究センター

東京藝術大学キュレーション教育研究センターは、歴史的、伝統的なキュレーションの概念や役割とともに、現代社会の課題を反映して多様化する「キュレーション」に取り組む教育と研究の場です。対話と協働を通して芸術と社会のさまざまな関係性を紡ぎ上げるキュレーションをはじめ、美術のみならず、音楽やパフォーミング・アーツ、私たちのあるべき未来の姿をキュレーションするなど、領域横断的に人材の育成と研究に取り組みます。

今日の社会は、地球規模での気候変動、パンデミックや戦争、新自由主義などの複合的な要因から至るところで分断と障壁が生じています。このような困難な時代において、アートを通して背景の異なる人々の歴史、文化、生活を結びつけ、これからの共生社会の姿を照らし出し、紡ぎ出す「キュレーション」の力こそが、いま、求められているのではないでしょうか。

特徴

・キュレーションのアプローチを多角的な視点から学び、複眼的な思考力を育てるカリキュラムを学内外で展開します。
・実践的な演習プログラムを通して、アートと社会を接続する仕組みや方法論について主体的に学びます。
・多彩な芸術文化活動とそれらのキュレーションの実践について、国内外の事例を歴史的に検証し発展的に継承しながら、国際的なキュレーション教育研究ネットワークのハブ機関として、新しい形のキュレーションのあり方を模索します。

キュレーション教育研究センター構成員(五十音順)

美術学部
今村 有策(美術研究科グローバルアートプラクティス専攻教授、キュレーション教育研究センター長)
海老 洋(絵画科教授)
小沢 剛(先端芸術表現科教授)
林 卓行(芸術学科教授)
李 美那(美術研究科グローバルアートプラクティス専攻教授)

音楽学部
福中 冬子(楽理科教授)
安良岡 章夫(作曲科教授)

映像研究科
岡本 美津子(映像研究科アニメーション専攻教授)

国際芸術創造研究科
熊倉 純子(国際芸術創造研究科教授、キュレーション教育研究センター副センター長)
箕口 一美(国際芸術創造研究科教授)
毛利 嘉孝(国際芸術創造研究科教授)
長島 確(国際芸術創造研究科准教授)

大学美術館
熊澤 弘(大学美術館教授)

演奏芸術センター
亀川 徹(演奏芸術センター長、音楽学部音楽環境創造科教授)

キュレーション教育研究センター
難波 祐子(キュレーション教育研究センター 特任准教授)
韓 河羅(キュレーション教育研究センター 特任助教)